肌トラブルのあるお肌が一番ダメージを受けているところは?

肌トラブル,乾燥肌

乾燥、敏感肌、ニキビ、肌荒れ、くすみ、たるみ・・・

 

鏡を見た時にガッカリしてしまう肌トラブルですが、トラブルを感じている肌が一番ダメージを受けているところがあるのです。

 

それは、皮脂膜です。

逆に言えば、皮脂膜が最高の状態だと、ニキビ含めた肌トラブルとは無縁でいられるとも言えます。

 

皮脂膜とは?

人間のからだを守っている一番外側の膜です。

この皮脂膜は、人の肌の毛穴から出る汗と脂が混じりあってできた天然の膜です。

 

表皮の一番上にあり、この皮脂膜は弱酸性です。

皮脂膜

 

では、この皮脂膜にはどのような役割があるのか見てみましょう。

 

皮脂膜の役割

皮脂膜には、主に下記の役割があります。

  • 水分の蒸発を防ぐ
  • 皮膚につやを出す
  • 皮膚をなめらかにする
  • 雑菌(細菌やウイルス)の繁殖を抑える
  • 酸やアルカリ性のものを中和させる
  • 外部からの刺激を緩和する

 

簡単に言うと、皮脂膜にはみずみずしい肌にするための機能があるということです。

水分の蒸発を防げると、肌に水分を保持することができるため、乾燥を防ぐことができますし、皮膚につややなめらかさを出すことができます。

皮脂膜は弱酸性でできているため、それ以外の酸やアルカリ性のものを中和する働きがあります。弱酸性であることで、空気中に存在する雑菌を除去する働きもしているのです。

目に見えない程薄い膜ですが、私たちの肌を守るためにかなり重要な役割を持っているのです。

 

ただ、この皮脂膜は、想像以上にデリケートで、肌の一番外側に位置するからこそ、壊されやすい存在でもあります。

 

皮脂膜が壊れる原因とは

肌を守ってくれる皮脂膜ですが、常に万全の状態で肌を守ってくれているとは限りません。

というのも、皮脂膜が十分に作られなかったり、皮脂膜自体が外部からの影響を受けて壊れてしまうことも日常で起こり得るからです。

皮脂膜が壊れる原因を知っていきましょう。

  • ターンオーバーの乱れ
  • 洗顔をせず汚れ(角質)が肌に積もっていること
  • 化学物質の配合された化粧品を使用する
  • アルカリ性の洗顔料で顔を洗う
  • 石鹸で顔を洗う

皮脂膜が壊れる原因は、日常のあらゆる所に潜んでいます。

当然、健康的な肌が生まれるサイクルが遅くなっていると、キレイは肌になることができませんし、肌の上に汚れが溜まった状態では健康的な皮脂膜を保つことは難しいです。

 

また、意外と落とし穴になるのが、使用する化粧品や洗顔料にあります。美意識が高く化粧品を使うことはとても大切ですが、使用している化粧品そのものがトラブルを招くこともあります。

化粧品は、市場に多くの種類が出回っているため、本当に肌にとって良い化粧品を見抜けないことも多いです。

 

特に洗顔料は、肌の汚れを落とすことに特化し過ぎるあまり、アルカリ性の成分を入れている洗顔料があります

皮脂膜は弱酸性でしたよね。もしここでアルカリ性の洗顔料で顔を洗うとどうなるでしょうか。

大切な皮脂膜が洗顔するためにはがれ落ちてしまいますよね。。

 

つまり、良かれと思って使っている洗顔料が使えば使うほど皮脂膜を壊し続けているのです。

なので、洗顔料は絶対に弱酸性で作られた肌に良いものを使うようにしましょう。

 

ちなみに、石鹸はアルカリ性でしか作ることができない製品なので、石鹸で顔を洗うことはやめてください。

・・・ですが、顔を石鹸で洗いまくって皮脂膜を壊し続けてた!なんて場合はどうしたら良いのでしょうか。

一度壊れてしまった皮脂膜は、もとに戻すことができないのでしょうか?

 

皮脂膜をもう一度正しく作り直したい!という場合は、こちらの記事をご覧ください。

 

皮脂膜を守るためには

皮脂膜を壊すことなく、健康的な状態に保つことができれば、肌が整うので見た目の清潔感もアップして印象が良くなります。

そのためにも、肌にとってとても大切な皮脂膜を守るためにできることをしていきましょう。

皮脂膜を守るためにすべきことはこちらです。

  • ターンオーバーを整えるため洗顔や化粧品を使用する
  • 弱酸性で肌にとって良い成分で作られた化粧品を使う
  • 皮脂膜をつくることに特化した化粧水を使う
  • 洗顔する際は必ず弱酸性で作られたものを使用する
  • 紫外線やブルーライトなどから守るために化粧や日焼け止めを使用する

一言でいえば、正しい化粧品を選び使うことで皮脂膜を健やかに保つことができます。

ぜひぜひ、良いものを選び使ってください。

 

皮脂膜のことをしっかり考えられた化粧品の選び方や使い方を知る

皮脂膜をケアする方法がありますので、ぜひ確認してみてください。

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